土壌改良プラットフォーム

ての土台となる土作りー

産官学で連携して地域のポテンシャルや課題の特定、
その実現・解決を成果として積み上げ広く農業栽培者に働きかけ、
日本の土の力の回復および農産品の自給率を上げる。

ACTIVITIES活動内容

  • 01イベント・セミナー開催

    セミナーを通して研究成果を発信
    不耕起草生栽培 / 無農薬・酵素農法 / 有機物堆肥化 / 緑肥など

    イベント・セミナー開催
  • 02技術研修

    茨城大学農学部、株式会社リーフで開発した土壌改良技術を茨城大学農学部附属国際フィールド農学センターの広大な圃場に適用して実践研修が可能です。

    技術研修
  • 03大学との共同研究

    土壌改良メソッド(生物性、化学性、物理性)の標準化
    持続可能な栽培方法(無農薬・酵素農法、有機物堆肥化、不耕起草生栽培など)の開発・実証

    大学との共同研究
  • 04土壌改良キット開発

    短期間かつ低コストで地力を回復させる土壌改良キット

    土壌改良キット開発

STRUCTUREプラットフォーム体制

産学官連携

株式会社リーフと茨城大学農学部が中心になって活動

株式会社リーフ、茨城大学(農学部)ロゴ

茨城大学(農学部)
健康な「土」づくりを科学的に進めるための研究開発体制 農産物機能性評価 / 土壌管理技術開発 / 作物成長シミュレーション / 広大な試験農場を用いた研修 /
物理分析 / 土壌微生物診断 / 残留分析・食品分析 / 科学分析

つくば牡丹園ロゴ

つくば牡丹園株式会社リーフ
技術指導・アドバイス & 地域農業者との連携 篤農家との連携

茨城県農業総合センターロゴ

茨城県農業総合センター
次世代農業者育成・教育との連携 農業 + 食育 = 農食育
小学校との連携

プロデューサーよりご挨拶

生き物は作物を体内に入れてそれを発酵させ、それを栄養として身体に吸収しています。 ですから生き物が健康になるカギは、この発酵にあります。 土の中にある有機物が発酵して土は良質な土壌になります。 野山に行くと見られる黒っぽい腐葉土は、土壌有機物が発酵してできた良質な土壌です。 自然界では、腐葉土が作られるまでには何年もかかりますが、 30年間つくば牡丹園で花たちを育てる間に酵素の力を活用して短期間で発酵させる技術「酵素農法」を開発しました。 土壌微生物が行う有機物の分解を、酵素によって行うのですが、この酵素をいかに効率よく短期間に多くつくるかが課題なのです。

土が健康であれば作物も健康になり、それを食べる人も健康になる。

この20年間で、牡丹・シャクヤクの連作障害回避を目指して始めた無農薬・草生栽培や堆肥づくりが 篤農家の皆様のお役に立てることも実証できて来ました。

このプラットフォームでは、茨城大学をはじめとする研究機関と共にこうした農法の学術的な裏付けを確立し、 会員をはじめとする農家の皆さま、産業界の皆さまと共に、作るための工夫・売るための工夫を重ねて 日本の農業・食品産業を土づくりから元気にしたいと願っています。

株式会社リーフ つくば牡丹園園長 関浩一

株式会社リーフ
つくば牡丹園園長 関浩一

PROJECTプロジェクト

サラブレッド堆肥エコシステムプロジェクト

サラブレッド堆肥

黑田教授(茨城大学農学部)へ美浦の馬牧場協議会から馬糞処理に関する相談が持ち込まれたことが契機となり、 プラットフォームメンバーで解決策を検討協議。

サラブレッドはドーピング検査に備えて医薬品使用量が極端に少ないことからその馬糞を良質な有機物と捉え、ブランド堆肥化し、地域のブランド農産品創出にも繋げる構想が持ち上がったが、大量に出る馬糞を短期間で堆肥化・活用するサイクルを事業として組み立てられるかがポイントとなった。
プラットフォームのネットワーク、茨城大学の知見・信頼性、リーフの技術・事業リスクテイクを総動員して解決に当たり、平成30年度は短期間での堆肥化成功、地域の農家(農事組合法人いばらき県南阿見産直センター)での試用を開始。平成31年度は堆肥の商品化、ホームセンター等での販売開始、堆肥ハウスの増設、成果・成分分析等も行なっている。馬牧場にとっては馬糞処理問題解決、農家にとっては土壌改良及び特性ある農産品創出という課題解決、地域の水質汚染に繋がる環境課題解決につながる。

OUR TEAM現在の構成メンバー

  • 株式会社リーフ
  • 岡野農園
  • 農地所有適格法人 株式会社つくば薬草研究所
  • 農事組合法人 大地のめぐみ
  • 茨城大学農学部
  • 茨城県農業総合センター
  • 高松求
  • 東京共同会計事務所

PLATFORM OVERVIEWプラットフォーム概要

研究開発プラットフォーム名
土壌改良による農産品の品質向上と収量増加に関する研究開発プラットフォーム
プロデューサー
株式会社リーフ つくば牡丹園園長 関浩一
所在地
〒300-1248 茨城県つくば市若栗500番地
電話番号
029 - 876 - 3660
設立
2017年 7月22日
開発する商品・事業
  1. 1.無農薬・酵素農法、有機物の堆肥化および時間短縮、土壌改良キット(発酵促進)、草生栽培など、全国各地の土壌改良に繋がる各種手法の開発・実践および各農産品の品質と収量に与える結果の分析・研究・集積
  2. 2.土壌改良メソッド(生物性、化学性、物理性)の標準化、形式知化
  3. 3.土壌改良キットの大量生産、製造コスト削減に寄与する技術・材料・工程の開発
  4. 4.その他
研究開発プラットフォームとは?
農林水産省・産学官連携協議会の活動である『「知」の集積と活用の場』において、会員が組織、分野、地域等の垣根を超えて連携し、新たな商品化・事業化を目指して共同して研究開発に取り組むオープンな活動母体のことです。